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2023-03-26

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露

 3月18日(土)19日(日)、半田乙川八幡社祭、浅井山宮本車に玉屋さんが足かけ3年余りかけ製作した「小烏丸夢之助太刀」がデビューしました。
 宝暦5年(1755)に描かれた「乙川村祭礼絵図」(尾陽村々祭禮集絵図)には小烏丸夢之助太刀と注釈されたからくり人形が描かれています。しかし、100年以上前には人形は途絶えてしまい、平成10年(1998)より地元の山田利圀氏によって、上山に乱杭渡り、変身からくり人形が新調されていました。
 この度、古の形に戻すということで、玉屋さんに「小烏丸夢之助太刀」の復元が依頼されました。しかし、元のからくり人形は長持に納められていましたが、雨水などにさらされで原型を留めていませんでした。玉屋さんは3年余りの歳月をかけ、長男樹さんの力も借り、この度完成し、お祭りでの初披露となりました。
 生憎18日は雨天でしたが、19日には大勢の氏子、観客の前で披露され、その驚きのからくりの動きに歓声が上がりました。

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露

新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露



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2023-03-26

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

 3月8日(水)、武蔵大学(東京都練馬区豊玉上)で開催された第75回公開講座「ロボットと人間:交錯する東西文化―機械に「心」は宿るか―」、4回シリーズの第2回「ヨーロッパのオートマタと日本のからくり人形―自動人形は何を思う?―」の講師として、同大学の小山ブリジット先生(比較文学博士、武蔵大学名誉教授)とともに出演しました。シリーズのなかでも特に人気があり、同大学関係者を中心に200人を超える多くの方が参加されました。
 玉屋さんは、小山先生の講演の後、からくり人形(茶運び人形、弓曳童子、御所人形など)と、玉屋さんが以前訪欧の際、交流をしたスイスのオートマタ作家ダールさんとお互いの人形を交換した作品「ピエロ(椅子の背もたれを握り倒立する)」の実演と解説を行いました。
 関東方面の方々は、からくり人形を見るのが初めてという方も多く、非常に興味津々な様子で、熱心な質問も出されました。

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演

玉屋さん、武蔵大学で講演・実演


2023-02-25

玉屋さん 東京・武蔵大学のプログラムに参加

 3月8日(水)、東京都練馬区にある武蔵大学の公開講座「ロボットと人間:交錯する東西文明~機会に「心」は宿るか~」の第2回講座「ヨーロッパのオートマタと日本のからくり人形~自動人形は何を想う?~」に出演します。
 講師の小山ブリジット先生は、玉屋さんのからくり人形を犬山で見て、すっかり魅了され名古屋の工房を訪ねたご縁で今回のプログラムでの共演となりました。小山ブリジット先生は武蔵大学名誉教授で比較文学博士です。

ロボットと人間:交錯する東西文明~機会に「心」は宿るか~


2023-02-24

山崎津義さん作品展 犬山からくりミュージアムで開催

 会員の山崎津義さん製作のからくり人形展が3月4日(土)から26日(日)まで犬山市のIMASEN犬山からくりミュージアム 玉屋庄兵衛工房で開催されます。愛知万博世界からくりデザインコンテストでグランプリを受賞した作品を含めて山崎さんの代表作品が展示されます。なかなか見ることのできない、ユニークで、ユーモラスなからくり人形の数々を、是非、お楽しみください。



<企画概要>

IMASEN犬山からくりミュージアム
玉屋庄兵衛工房企画展


企画展名:「現代の自動からくり人形~トヨタ自動車技術者OBの作品展~」

開催期間:3月4日(土)~3月26日(日)

会場:IMASEN犬山からくりミュージアム 玉屋庄兵衛工房

開館時間:9時~17時(最終入館16時半) 

入館料:通常料金(300円)


展示内容:
 日本におけるからくり文化は、座敷からくり・山車からくりの制作が活況を呈した江戸時代において全盛期を迎えたが、現代では産業科学技術の発展に伴い、娯楽としてのからくり人形が作られることは少なくなった。しかし、現代の新しい創作からくりは、伝統的なからくり職人の玉屋庄兵衛氏以外にも、個人の手で様々な種類の作品が作られ続けている。
 本企画展では、トヨタ自動車の技術者OBである山崎津義氏によって制作された自動からくりを中心として展示を行う。山崎氏の、現代的なテーマやモチーフを元にして作られた独創性豊かなからくり人形を展示紹介することによって、からくり人形の楽しさや面白さをお客様に感じ取っていただくことを目的とする。


2023-02-04

3年ぶりに「新春からくり塾」を開催

 1月31日(火)、コロナ禍で中断されていました「新春からくり塾」が3年ぶりに名古屋栄の東京第一ホテル錦で開催されました。例年は、夕刻の開催でしたが、ウイズ・コロナの影響か宴会場がどこも満杯で、やむを得ず昼間の会となりました。さらに、月末ということもあり、例年に比べ参加者は少なめの44名でしたが、久々の再会ということもあり、会場は大いに盛り上がりました。

 講演会は、人形つながりということで、玉屋さんのご友人でもある国立文楽劇場を昨年卒業された芸能研究家・土居郁雄様に新春文楽人形よもやま話「文楽人形余聞」と題してご講演をいただきました。
 八代目、九代玉屋庄兵衛さんとの交流の紹介からスタート、文楽人形の首(かしら)と人形拵え(こしらえ)を松好斎半兵衛著『戯場楽屋図会・拾遺』のイラストなどを使いながらご説明。また、三人遣いの文楽人形の操り方を、4名の参加者に登壇していただき、人形役、主遣い(人形と右手)役、左遣い(左手)役、足遣い(足)役を割り振り、動きを解説、その遣い方の難しさを楽しく説明され、会場は笑いに包まれました。
 最後は、国立文楽劇場の正月公演の風景と4月公演の近松門左衛門三百回忌「曾根崎心中」などのご紹介がありました。

 交流会は、末松会長、玉屋さんのご挨拶、来賓の祝辞を(公財)名古屋産業振興公社理事長下山浩司様から頂き、乾杯は石田芳弘名誉顧問のご発声で始まりました。
 宴会の中程で、会員でからくり人形製作がご趣味の元岐阜県立聾学校教諭鈴村博司様から新作の「品玉人形」の実演があり、参加者の熱い視線を浴びました。その後、写真家デン眞様より出版予定の愛知の祭り写真集を県下の小中学校へ配布するためのクラウドファンディングのご説明があり、さらに菰野ピアノ歴史館代表理事岩田光義様より三重県菰野町に誕生した「菰野ピアノ歴史館」のご紹介がありました。
 会員の方々の熱い思いの籠ったお話に会場は和やかな、熱い熱気に包まれました。
 中締めは、後援会理事で横須賀祭り保存会役員の村瀬卓哉様の三本締めでお開きとなりました。 

3年ぶりに「新春からくり塾」を開催

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