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2022-07-05

3年ぶりに総会・講演会・懇親会が開催されました。

 6月21日(火)、コロナ禍で中断を余儀なくされていた名古屋錦の東京第一ホテル錦において3年ぶりとなる令和4年度総会・講演会・懇親会が開かれました。
コロナ禍が下火になったとは言え未だ感染が懸念される中なので、万全のコロナ対策を施し、ようやく開催することができました。久々の再会で会員の皆さんは大いに話に花が咲いたようです。

 総会は、16時30分より3階「レジエロ」で、司会は溝口理事、議長は末松会長、令和3年度活動報告は織田理事、令和4年度活動計画は村瀬理事により説明されました。審議に入る前に昨年6月お亡くなりになりました高梨生馬名誉会長を偲んで黙祷がささげられました。議案につきましては、全て、原案通りで可決されました。

総会

 講演会は、17時10分から2階「プリランテ」で行われました。定員120名のところコロナ対策で60名とし、結果57名の方が参加されました。講師は、同志社大学文学部教授でからくり人形研究の権威でいらっしゃる山田和人先生で、何と一昨年よりお願いしてきましたが7度目の正直、で実現しました。

山田和人先生

 演題は「竹田からくりと亀崎潮干祭「傀儡師」「布ざらし」「綾渡り」」。日本のからくり人形の定義、竹田からくりの概要から絵画資料を用いての内容再現、名古屋との関連について語られました。次に半田亀崎潮干祭について、自らが祭に参加している袢纏姿の写真を含め、紹介。田中組の傀儡師は絵画資料と同志社大で撮影した動画と比較して詳しく説明されました。祭りで歌われる歌詞も絵画資料と同一でその文化的価値の重要性が語られました。
「布ざらし」についても、絵画資料と動画との比較がなされ、その同一性が示されました。
 60分という時間では語りつくせないほど豊富で濃い内容のお話で、もっとお話をお聞きしたいという声が多く聞かれました。

講演会 講演会

 懇親会は、18時20分から講演会と同じ会場で行われました。末松会長の挨拶、玉屋さんの近況報告に引き続き、来賓を代表して名古屋観光コンベンションビューロー理事長 杉﨑正美様、乾杯のご発声は立川流六代目棟梁 立川芳郎尚冨様で、懇親会が開始されました。お酌禁止、マスク会食ルールなどのコロナ対策にもめげず、会場内では交流の輪が広がりました。中締めは懇親会名物の横井理事による枇杷島祭り流三本締めで、予定時間を大きくオーバーしてお開きとなりました。

末松会長、挨拶
末松会長、挨拶

玉屋さん近況報告
玉屋さん近況報告

杉崎理事長来賓祝辞 
杉崎理事長来賓祝辞

立川芳郎尚冨棟梁乾杯のご発声
立川芳郎尚冨棟梁乾杯のご発声

横井理事 三本締め
横井理事 三本締め


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