2023-07-09
山崎津義さん、トヨタ産業技術記念館 トヨタコレクション企画展に出演
当会参与の山崎津義さんが、
8月20日(日)トヨタ産業技術記念館で行われる2023年トヨタコレクション企画展
「(仮)現代に受け継がれるからくりの技」
で講演を行います。
タイトルは「からくりを作る、見る楽しさ」です。
この企画展は今年年末まで継続的に行われるようですが、詳細は8月17日(水)に事務局より正式な記者発表が行われるとのことです。
詳細が発表されましたらこのホームページでお知らせいたします。
是非、ご友人にもお声がけいただき、山崎津義さんの講演をお聴きいただきたいと思います。
8月20日(日)トヨタ産業技術記念館で行われる2023年トヨタコレクション企画展
「(仮)現代に受け継がれるからくりの技」
で講演を行います。
タイトルは「からくりを作る、見る楽しさ」です。
この企画展は今年年末まで継続的に行われるようですが、詳細は8月17日(水)に事務局より正式な記者発表が行われるとのことです。
詳細が発表されましたらこのホームページでお知らせいたします。
是非、ご友人にもお声がけいただき、山崎津義さんの講演をお聴きいただきたいと思います。
2023-07-09
令和5年度の総会・からくり実演・懇親会 開催
7月3日(月)、名古屋中区の東京第一ホテル錦で令和5年度の総会・からくり実演・懇親会が開催されました。
この度は、講演会ではなく玉屋さんが3年の歳月をかけ完成させた復元新調の山車からくり人形の大作、半田乙川浅井山宮本車「小烏丸夢助太刀」(こがらすまるゆめのすけだち)が披露されました。
17時から総会が3階(ドルチェの間)で、司会溝口さん、議長末松会長、答弁者織田理事、村瀬理事で、40名程の会員の参加で開催されました。議案は全て原案通り可決されました。この度の総会で、末松会長が退任され名誉顧問に、また新たに大澤和宏様(コロナ感染で欠席につき挨拶文を司会より紹介)が会長に就任されました。新たな役員の担務は、末松会長は名誉顧問に、山田拓郎顧問は参与に、山崎津義理事は参与に、村瀬理事が会計監査に就任されました。新設された会友にはヤン・ロレンツ教授(ポーラン、ドツキェヴィチ大学文化人類学教授)が選任されました。
次に、2階(プリランテの間)において半田乙川浅井山宮本車、総勢18名による「小烏丸夢助太刀」が演じられました。人形方10名、囃子方5名、皆さん祭り衣裳に身を包み、素晴らしいからくり実演を演じられました。このコーナーの司会はテレビでお馴染みのきくち教児さんにお願いし、実演の後、玉屋さん、浅井山代表杉浦常男様、竹内弘様によるトークショーが行われました。このからくり人形の実演は東海テレビの報道クルーが取材に入り、からくり実演と会場風景をカメラに納めました。なお、オンエアは当日の23時台のニュース枠で放送されました。テレビカメラが入ったこともあり、会場はかつてないほどの大変な盛り上りを見せました。
懇親会は、同じく2階(プリランテの間)で開催。末松名誉顧問のご挨拶のあと、新会長大澤和宏様の挨拶の予定でしたが、当日の朝、コロナ感染が判明し欠席となりましたので、いただきました挨拶文を織田理事が代読いたしました。来賓のご挨拶は、この6月に就任された名古屋観光コンベンションビューロー理事長飯田貢様よりいただきました。乾杯のご発声は石田芳弘名誉顧問よりいただき、懇親会がスタートとなりました。
途中、会員の写真家デン真さんからこの度上梓された「尾張國三河國祭り写真紀行 祭りいこまい」について会員などからのクラウドファンディングへの感謝のご挨拶があり、田中寿美理事よりこの度新しく製作されました九代玉屋庄兵衛後援会の法被のご紹介と希望者募集のご案内がありました。最後に、織田理事より、玉屋さんが(公社)日本観光振興協会より令和5年度観光事業功労者表彰を受けたこと、6月13日、東京プリンスホテルでの表彰式に玉屋さんが体調不調で長男の樹さんが代理で出席したことが報告され、ステージに上がった樹さんよりからくり人形製作への力強い意志表明がなされました。
総会


からくり実演









懇親会







この度は、講演会ではなく玉屋さんが3年の歳月をかけ完成させた復元新調の山車からくり人形の大作、半田乙川浅井山宮本車「小烏丸夢助太刀」(こがらすまるゆめのすけだち)が披露されました。
17時から総会が3階(ドルチェの間)で、司会溝口さん、議長末松会長、答弁者織田理事、村瀬理事で、40名程の会員の参加で開催されました。議案は全て原案通り可決されました。この度の総会で、末松会長が退任され名誉顧問に、また新たに大澤和宏様(コロナ感染で欠席につき挨拶文を司会より紹介)が会長に就任されました。新たな役員の担務は、末松会長は名誉顧問に、山田拓郎顧問は参与に、山崎津義理事は参与に、村瀬理事が会計監査に就任されました。新設された会友にはヤン・ロレンツ教授(ポーラン、ドツキェヴィチ大学文化人類学教授)が選任されました。
次に、2階(プリランテの間)において半田乙川浅井山宮本車、総勢18名による「小烏丸夢助太刀」が演じられました。人形方10名、囃子方5名、皆さん祭り衣裳に身を包み、素晴らしいからくり実演を演じられました。このコーナーの司会はテレビでお馴染みのきくち教児さんにお願いし、実演の後、玉屋さん、浅井山代表杉浦常男様、竹内弘様によるトークショーが行われました。このからくり人形の実演は東海テレビの報道クルーが取材に入り、からくり実演と会場風景をカメラに納めました。なお、オンエアは当日の23時台のニュース枠で放送されました。テレビカメラが入ったこともあり、会場はかつてないほどの大変な盛り上りを見せました。
懇親会は、同じく2階(プリランテの間)で開催。末松名誉顧問のご挨拶のあと、新会長大澤和宏様の挨拶の予定でしたが、当日の朝、コロナ感染が判明し欠席となりましたので、いただきました挨拶文を織田理事が代読いたしました。来賓のご挨拶は、この6月に就任された名古屋観光コンベンションビューロー理事長飯田貢様よりいただきました。乾杯のご発声は石田芳弘名誉顧問よりいただき、懇親会がスタートとなりました。
途中、会員の写真家デン真さんからこの度上梓された「尾張國三河國祭り写真紀行 祭りいこまい」について会員などからのクラウドファンディングへの感謝のご挨拶があり、田中寿美理事よりこの度新しく製作されました九代玉屋庄兵衛後援会の法被のご紹介と希望者募集のご案内がありました。最後に、織田理事より、玉屋さんが(公社)日本観光振興協会より令和5年度観光事業功労者表彰を受けたこと、6月13日、東京プリンスホテルでの表彰式に玉屋さんが体調不調で長男の樹さんが代理で出席したことが報告され、ステージに上がった樹さんよりからくり人形製作への力強い意志表明がなされました。
総会


からくり実演









懇親会







2023-07-09
玉屋さん、観光振興事業功労者表彰受賞
6月13日(火)東京プリンスホテルにおいて公益財団法人日本観光振興協会から長年にわたり観光事業に貢献したとして、玉屋さんが観光振興事業功労者として表彰されました。
表彰の理由としては、「 からくり人形制作の第一人者として、座敷からくりの最高峰「弓曳童子」の完全復元や、各地の山車からくりの復元・修 復に携わるなど、からくり技術の継承発展に尽力するとともに、伊勢志摩サミットや海外歴訪でからくり人形の実演を行う など、海外に向けた日本の伝統文化発信と訪日客の増大に実績を残した。また、愛知県犬山市の「からくり展示館」に工房 を開設し、からくり文化をより身近に感じてもらえるよう、からくり製作の実演を行うなど、江戸時代から続く玉屋庄兵衛 として、からくり技術並びに伝統文化の理解と価値向上に貢献した。」とのことです。
また、この度の受賞は、2016年5月23日に日本観光振興協会中部支部よりの平成28年度観光事業功労支部長表彰に続くもので、玉屋さんの活動が全国的にも評価された、ということの証となりました。
当日は、玉屋さんは生憎体調が不調ということで、代理として長男の樹さんが出席し、立派に役目を果たされました。




表彰の理由としては、「 からくり人形制作の第一人者として、座敷からくりの最高峰「弓曳童子」の完全復元や、各地の山車からくりの復元・修 復に携わるなど、からくり技術の継承発展に尽力するとともに、伊勢志摩サミットや海外歴訪でからくり人形の実演を行う など、海外に向けた日本の伝統文化発信と訪日客の増大に実績を残した。また、愛知県犬山市の「からくり展示館」に工房 を開設し、からくり文化をより身近に感じてもらえるよう、からくり製作の実演を行うなど、江戸時代から続く玉屋庄兵衛 として、からくり技術並びに伝統文化の理解と価値向上に貢献した。」とのことです。
また、この度の受賞は、2016年5月23日に日本観光振興協会中部支部よりの平成28年度観光事業功労支部長表彰に続くもので、玉屋さんの活動が全国的にも評価された、ということの証となりました。
当日は、玉屋さんは生憎体調が不調ということで、代理として長男の樹さんが出席し、立派に役目を果たされました。




2023-03-26
新作 浅井山宮本車 山車からくり人形「小烏丸夢之助太刀」乙川祭りで初披露
3月18日(土)19日(日)、半田乙川八幡社祭、浅井山宮本車に玉屋さんが足かけ3年余りかけ製作した「小烏丸夢之助太刀」がデビューしました。
宝暦5年(1755)に描かれた「乙川村祭礼絵図」(尾陽村々祭禮集絵図)には小烏丸夢之助太刀と注釈されたからくり人形が描かれています。しかし、100年以上前には人形は途絶えてしまい、平成10年(1998)より地元の山田利圀氏によって、上山に乱杭渡り、変身からくり人形が新調されていました。
この度、古の形に戻すということで、玉屋さんに「小烏丸夢之助太刀」の復元が依頼されました。しかし、元のからくり人形は長持に納められていましたが、雨水などにさらされで原型を留めていませんでした。玉屋さんは3年余りの歳月をかけ、長男樹さんの力も借り、この度完成し、お祭りでの初披露となりました。
生憎18日は雨天でしたが、19日には大勢の氏子、観客の前で披露され、その驚きのからくりの動きに歓声が上がりました。







宝暦5年(1755)に描かれた「乙川村祭礼絵図」(尾陽村々祭禮集絵図)には小烏丸夢之助太刀と注釈されたからくり人形が描かれています。しかし、100年以上前には人形は途絶えてしまい、平成10年(1998)より地元の山田利圀氏によって、上山に乱杭渡り、変身からくり人形が新調されていました。
この度、古の形に戻すということで、玉屋さんに「小烏丸夢之助太刀」の復元が依頼されました。しかし、元のからくり人形は長持に納められていましたが、雨水などにさらされで原型を留めていませんでした。玉屋さんは3年余りの歳月をかけ、長男樹さんの力も借り、この度完成し、お祭りでの初披露となりました。
生憎18日は雨天でしたが、19日には大勢の氏子、観客の前で披露され、その驚きのからくりの動きに歓声が上がりました。







2023-03-26
玉屋さん、武蔵大学で講演・実演
3月8日(水)、武蔵大学(東京都練馬区豊玉上)で開催された第75回公開講座「ロボットと人間:交錯する東西文化―機械に「心」は宿るか―」、4回シリーズの第2回「ヨーロッパのオートマタと日本のからくり人形―自動人形は何を思う?―」の講師として、同大学の小山ブリジット先生(比較文学博士、武蔵大学名誉教授)とともに出演しました。シリーズのなかでも特に人気があり、同大学関係者を中心に200人を超える多くの方が参加されました。
玉屋さんは、小山先生の講演の後、からくり人形(茶運び人形、弓曳童子、御所人形など)と、玉屋さんが以前訪欧の際、交流をしたスイスのオートマタ作家ダールさんとお互いの人形を交換した作品「ピエロ(椅子の背もたれを握り倒立する)」の実演と解説を行いました。
関東方面の方々は、からくり人形を見るのが初めてという方も多く、非常に興味津々な様子で、熱心な質問も出されました。









玉屋さんは、小山先生の講演の後、からくり人形(茶運び人形、弓曳童子、御所人形など)と、玉屋さんが以前訪欧の際、交流をしたスイスのオートマタ作家ダールさんとお互いの人形を交換した作品「ピエロ(椅子の背もたれを握り倒立する)」の実演と解説を行いました。
関東方面の方々は、からくり人形を見るのが初めてという方も多く、非常に興味津々な様子で、熱心な質問も出されました。









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